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~Prologue~「壊れた日常」 FF8inなのは~Prologue~「壊れた日常」 アルティミシアとの戦いから2ヵ月後。 スコールはSEEDとしての任務を全うしていた。 (これも、愛すべき日常か…) そう思い、現れた敵をG.F.(ガーディアンフォース)で蹴散らす。 「エデン!!!」 そう言って彼はG.F.を召喚し、エデンの技、「エターナルブレス」で敵を消し去る。 ここまではよかった。 だが次の瞬間、彼の日常は、突然変わる。 (…ん?) エデンが彼の中に帰った後、突然エデンのもといた場所に光の渦が出来ている。 そして、彼を、吸い込んでいく―――――― 「なにっ!?」 突然加わった力に逆らえず、吸い込まれていくスコール。 そして意識は、闇の中へ―――――――― そしてそのころ、なのはたちの世界では… 「なんでこう、一度にたくさん出てくるかなあ…」 時空管理局のフェイト・T・ハラオウンは一人つぶやいた。 今回の任務は、突然現れたガジェットの一掃であった。 まずは、目的地に急ごう。そう思って、スピードを上げて目的地にたどり着いた。 でも、彼女は知らなかった。 もう、そこにいたガジェットの3分の2は「彼」によって倒されていたことを―――――― さて、ところ変わってスコールの側。 彼が目覚めたとき、廃棄されたような居住区にいた。 起き上がり、手の中にあるガンブレードを見る。 リボルバー。彼のガンブレードの名前だ。 (それにしても、ここは……どこだ?) 彼がそう思った瞬間、無数のガジェットが襲ってきた。 「!?」 戦いの本能が目覚めたのか、ガンブレードを強く握る。 (味方でもなさそうだ) そう判断した彼は、ガンブレードを握り、ガジェットの群れに突っ込んでいく。 その瞬間から、彼の戦いは始まった。 第一話「start」
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参戦の主な障害 特性の作品を参戦させる上での障害たり得る要素として有力視されている諸説。 参戦の主な障害1.版権上の問題 2.競合上の問題 3.客層の問題 4.設定上・体型等の問題 5.放送時期・機会の問題 1.版権上の問題 figmaの企画・開発元であるマックスファクトリーは、販売元である『グッドスマイルカンパニー』の系列会社(両社を合わせて「連合」とも呼ばれる)である。それ故多くの玩具メーカーと競合関係にあるタカラトミーやバンダイがスポンサーを務めて商品化権を握っている作品は、基本的にスポンサー企業もしくはその系列社が商品を独占しており参戦は難しいというもの。 制作会社の解散で版権の所在がはっきりしなくなっていたり、版権の管理に複数の企業が関わっていたりする(例:ポケットモンスター=バンダイ、タカラトミー等)場合、より複雑化することが多い為、関わった企業を問わず版権取得が困難になりやすい。 ゲーム「スーパーロボット大戦シリーズ」にも同様のことが言えるが、原作者や権利元が連合もしくはfigmaに否定的である場合も参戦承諾がおりない可能性がある。極稀に競合企業側からオファーの許可が下り、それによって版権の壁を越えて参戦が実現するという例外的ケースがあることから考えても、版権調整の難度が参戦のハードルに与える影響は非常に大きいといっていいだろう。 作品によっては、単純に版権料が高額なので見送られているのではないかという説もある。 近年はメディアミックス展開の影響で、玩具メーカーのみならずコミック出版社やコンピュータソフトメーカーなどが関わり複雑化の傾向が強い。 これによって、参戦可能と思われる作品が参戦できなかったり、その逆のケースがおきたり(DRAGON KNIGHT等)、同じシリーズ内で参戦可能なタイトルと不可能なタイトルが存在したり(『リリカルなのはシリーズ』を例に挙げると前者が『Strikers』や劇場作品、後者が『無印』)とバラつきが起こることがある。 2.競合上の問題 昨今のアクションフィギュア業界において、連合は「S.H.フィギュアーツ」を展開しているバンダイ、「リボルテック」を擁する海洋堂等と競合関係にある。そのため、他社が開発・販売した可動フィギュアで展開済みの作品(主に先述の2シリーズ)の参戦は住み分けを図る為連合側が避けているものとされている。但し、美少女キャラを対象としたシリーズであるモビップやフロイライン、フィぎゅっと!ガールズ等は既に何体かのキャラクターが重複しているため考慮対象外と思われる。 3.客層の問題 figmaでリリースされる作品はスケールフィギュア同様、いわゆる「萌え系」が中心となっており、必然的に一定年齢以上の男性層からの支持が多い傾向にある。また萌え系以外で参入済みなのも、ゴルゴ13のようにファンの大半を成人男性が占めるものばかりである。 元来子供、一般・ファミリー、女性向けアニメはfigmaに限らず、基本的にアクションフィギュアユーザーと合致しておらず興味対象から外れがち。この為、国内ではこういった作品のキャラクターがアクションフィギュア化するケースは極めて稀である(近年で当てはまるのはリボルテックヤマグチのレイトン教授くらい)。 ただしプリキュアシリーズのフィギュアーツ参戦を見れば分かるように、例えば女児向けを謳いつつも男性層に何らかのアプローチがあり、実際に支持を得ているなどのケースがあればその限りではなくなる。 4.設定上・体型等の問題 等身が低すぎるキャラクターの場合、短い四肢のプロポーションを維持しつつ間接を組み込むのが難しくなるという問題点が発生する。この場合『サマーウォーズ』の仮ケンジの様に立体化するとしても他アイテムの付属品となる可能性が高い。 また、現状ロボット系のキャラクターはドロッセルやアイギス等の俗に言う「女子ロボ」、言わばfigmaお得意の美少女キャラの延長戦上の域を出ていないもののみであり本格的に展開されたことはない。MAX渡辺氏は「生ワンホビTV」で「ロボのfigmaシリーズを作りたい」と発言した事がある為リボルテックヤマグチやROBOT魂、スーパーロボット超合金との競合面の都合で避けているに過ぎないのかは定かではない。 5.放送時期・機会の問題 近年のアニメ作品は1・2クール程度で終わってしまう短期間のものが多く、基本的に1年以上続く事が多い全日帯作品(客層との齟齬があるのか、全て未参戦である)や間の空いた第二期でもないと企画・開発時期の問題でfigmaが発売された頃には放送終了から少なからず時期が空く傾向にある。その期間は作品によってまちまちだが、これによって一過性の人気・話題性があっても既に旬を過ぎてしまった作品や、視聴方法が限定的などの理由により知名度がかなり低い作品などは売り上げに貢献しないということで企画され辛いとされている。実際figma参戦作品は元々話題作であったり発売時期の時点で一定の人気が根強いファンある、といった傾向が強い。
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2chスレッドのテンプレートです。 3以降は本スレ専用テンプレ2を参照。 ※現在非ログインでの編集ができない状態となっており、 情報が最新の物と異なっている場合がありますのでご注意下さい。 MaxFactory figma -フィグマ- 384人目 1 フィギュア業界のメインストリーム マックスファクトリーと、 アクションフィギュア制作のトップランナー 浅井真紀が、 ガチンコタッグで世に送り出す、新世代アクションフィギュアシリーズ。 原型制作:浅井真紀・マックスファクトリー 【figma(フィグマ)公式HP】http //www.figma.jp/ 【figmaブログ】http //ameblo.jp/figma/ 【ミカタンブログ】http //ameblo.jp/gsc-mikatan/ 【マックスファクトリースタッフブログ】http //ameblo.jp/max-staff/ 【GSC商品出荷情報】http //www.goodsmile.info/detail/jpn/2068/ 【2ch figmaスレ まとめwiki】http //www10.atwiki.jp/2chfigma/ 【まとめwiki発売予定】http //www10.atwiki.jp/2chfigma/pages/14.html 【グッスマへの商品化希望専用アカウント】http //twitter.com/GSC_Product 次スレは 950が宣言後に立てる。 950が居ない場合は気付いた人がスレ立て宣言した上で立てて下さい。 テンプレはwikiの該当ページからコピーペーストして下さい。 スレ立てのフライング/スレタイの改変は止めてください。 荒らしはスルー。AAは禁止。個人サイトへのリンクは厳禁。 誹謗/中傷/煽り/罵り/逆ギレは禁止。 figma及びdi stage以外の話は『必ず各専用スレへ』行ってください。 再販要望はスレに書かず、figmaブログ/ミカタンブログ担当者へメールしましょう。 アフィブログ、やられやく等は転載禁止 発売希望の類は必ず↓でお願いします。 figma(フィグマ)発売希望スレ おねがいその19 http //toro.2ch.net/test/read.cgi/toy/1332072316/ 前スレ MaxFactory figma -フィグマ- 383人目 http //toro.2ch.net/test/read.cgi/toy/1335712190/ 2 「figma」の初期不良 / 部品同梱不足等の連絡先 http //partner.goodsmile.info/contact/contact.html 「figma」補修・交換用パーツ / 商品に関するご連絡 http //www.figma.jp/info/info.html 【figma画像専用掲示板】 http //imgb1.ziyu.net/bbs/figma/index.cgi (流れにくい。画像への直リンが出来ない。) 【figma画像専用掲示板2.5】 http //joy.atbbs.jp/fuwafuwa/index.php (流れやすい。画像への直リンが出来る。) 【figma専用 台座画像掲示板】 http //ppp.atbbs.jp/figmadaiza/ (標準台座やdi stageのスキンはこちらへ、直リン可。) 【MaxFactory figma -フィグマ- 別荘地スレ】 http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/sports/37761/1281919754/
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全てのジュエルシードをかけて全力で戦うなのはとフェイト。お互いの魔法を駆使した攻防は一進一退を続けていた。 周囲の苦言を受けながらも、『ジュエルシードを封印する』『フェイトとも和解する』の両方をやり抜く事を選んだなのははその心に秘めた『覚悟』によって、プレシアへの盲信で動き続けるフェイトと渡り合う。 そして、最後の瞬間の決め手となったのが、その受動的ではない自分自身を貫き続けたなのはの覚悟だった。 フェイトをバインドで捕える事に成功。抵抗するフェイトの魔法弾が全身を襲っても、なのははバインドを解除しなかった。 『いったん食らいついたら、腕や脚の一本や二本失おうとも決して『魔法』は解除しない―――』 幼い少女が胸に宿らせた鋼の信念は、襲い掛かるダメージを凌駕し、ついに最後の一撃によって雌雄は決したのだ。 激戦の果て。自らの敗北を受け入れたフェイトはなのはへジュエルシードを渡す事を決意したのだった。 スター・ライト・ブレイカーの直撃を受けたフェイトが束の間の眠りから目を覚ますと、体を支える暖かい腕の感触をまず感じた。 自分を容赦なく叩きのめした少女<高町なのは>の腕の中だった。 「……わたしの勝ちだね」 傷ついたフェイトを見下ろし、なのはが厳かに現実を突きつける。敗北した者に対する情けは、そこには無かった。 初めてなのはを見た時感じた儚さ、日常生活の中で偶然出会った時に見た柔らかな笑顔、それらの少女らしい雰囲気を一切削ぎ落とした戦士の顔がそこにある。 それはなのはの戦う時の顔だった。『やる』と決めた時、戦い抜く『覚悟』をした時、彼女はいつも変貌する。 自分は、その『覚悟』に負けたのだ―――フェイトは理解した。 「そう、みたいだね……」 敗北した僅かな失望感を抱き、フェイトは呟いた。 負けてしまった。母の為の戦いに敗北してしまった。これからどうなるのか、フェイト自身にも分からない。 しかし、不思議と不安や焦燥のようなものは感じていなかった。 何もかもなくしてしまったような消失感を感じながら、自分を抱く小さな少女の腕がとても暖かい事に奇妙な安らぎを感じる。 幾度も戦い、その容赦の無い戦い方に何度も戦慄した目の前の敵である少女に、今はもう全てを委ねてしまいたい気持ちすらあった。 戦いの中で、なのはは何度もフェイトを叱った。 敵から浴びせられる罵倒とも取れる叱責は、しかしプレシアがフェイトに叩きつける言葉とは全く違い、厳しさに隠された思いやりがあったのを、今の彼女は半ば悟っていたのだった。 『よし、なのは。ジュエルシードを確保して。それから彼女を―――』 クロノからの通信をなのはは無視した。 ただ、腕の中のフェイトを静かに見つめている。彼女が何かを言いたいのだと、なのはは分かっていた。 「……私は、これからどうなるんだろう?」 未だ茫然自失とした心のまま、フェイトは虚空を見上げたままポツリと呟く。 「アナタに負けて、ジュエルシードも全部失って……そして、母さんの願いも叶えられないまま、管理局に連れて行かれる……。私はこれからどこへ行くの?」 心の亀裂から漏れるように流れていくフェイトの呟きは徐々に震え始める。 現実感を取り戻してきた心が、滲んでくる黒い染みのように、不安を感じ始めていた。 「……フェイトちゃんがこれからどうなるのか? わたしの考えではたぶんこうだよ……。 まずフェイトちゃんのお母さんを捕まえる。裁判の流れによっては、罰も軽くなるかもしれない。そして、フェイトちゃんはそんなお母さんと一緒に罪を償いながら暮らしていく……。きっと遠い国で……少しずつ『普通の幸せ』を手にしながら暮らすんだよ……」 震えるフェイトになのはが紡いだ言葉が、静かに心に染み込んでいく。心に広がる黒い滲みを白く消していく。 不安に震える迷い子のような未来が、その言葉で明るく済んでゆくような錯覚をフェイトは感じた。 なのはが言った内容が、本当に現実となるのではないか―――そう信じてしまうような優しい響きが、なのはの淡々とした話の中にあった。 「……本当に、そうなるのかな? 私、本当に母さんと、そんな風に支え合って生きていけるのかな……?」 「そんな事を心配する親子はいないよ」 一見すると素っ気無いなのはの断言には、フェイトの不安をかき消す強さがあった。 「……そうだよね。その通りだよね……そんな事心配するなんて、おかしいよね……」 フェイトに小さな微笑みが浮かぶ。 全てが、なのはの言うとおりに進んでしまうような説得力。それがフェイトの心に安らかな気持ちを与えていた。 初めて出会った時から圧倒され続けていた、なのはの傲慢とも言える『貫く意志の強さ』 その強さが、こんなにも暖かくて心地良いものなのだと、フェイトは初めて理解したのだった。 フェイトの笑みに対して、なのはもようやく微笑みを浮かべる。 それが、本当に救いに思えた。 『Put out』 主の敗北を認めたバルディッシュが、収納していたジュエルシードを全て解放する。 全ての始まりだったジュエルシード―――それが今、ようやく終結に向かう。 なのはの手を離れ、向かい合う形になったフェイトは奇妙な清々しさの中ジュエルシードを渡そうと手を伸ばし―――。 次の瞬間、上空から巨大な魔力の雷がフェイトに飛来した。 「が……ぁ……っ!!」 「フェイト、ちゃん……?」 すでに魔力を使い果たしていたフェイトは、成す術も無く第三者の攻撃を受けるしかなかった。 不意の攻撃に呆然とするなのはの目の前で、フェイトが禍々しい雷光に包まれ、悶え苦しむ。主の代わりにダメージの大半を引き受けたバルディッシュが砕け、待機モードへ強制的に変化した。 「なにィィィィッ―――ッ!! フェイトちゃん!!!」 なのはは目の前の光景を理解し、湧き上がる驚愕と怒りの感情を爆発させた。 「まさかッ!」 この攻撃は、『誰』がしたものなのか。 「そんなッ! まさか―――ッ!」 この戦いを見ている可能性のある者の中で、こんな事をするのは、一体誰なのか! 考えたくはなかった。 高町なのはが生きていく上で、もっとも信じがたい現実が目の前にある事を認めたくはなかった。 家族とは守るもの。家族とは愛するもの。 優しい家庭で生まれ、育ったなのはにとって、それは最も度し難い許されざる事実! 有り得ない! 『母』が『娘』を手に掛けるなんてッ! 「プレシア・テスタロッサ―――ッ!!」 力尽き、落ちていくフェイトを慌てて抱き上げ、なのはは空を睨みながら呻くようにその名を口にした。 幸福に包まれた人間は、不幸な人間に言葉を掛けるべきではないのだろうか? 高町なのはには母親がいる。優しく、正しく、自分を生み出してくれた母親が。 苦しみの中で手にする力もあれば、優しさによって育まれる力もある。なのはの持つ力は、まさに後者であった。 彼女の目覚めは一人の少女との出会いだったが、彼女が正しい道を歩めるように教え導いてくれたのは、彼女の母であり家族であったのだ。 家族は、なのはをこの世のあらゆる残酷さから今日まで守ってくれていた。 ―――だから、今目の前で人生の全てを否定されたフェイトという少女に対して、自分はどんな慰めの言葉も掛ける資格はないのかもしれない。 目の前のモニターに映るプレシアから紡がれる言葉と、叩きつけられる現実。 それはおおよそ、誰も想像し得なかった最悪の現実だった。 『折角アリシアの記憶をあげたのに、そっくりなのは見た目だけ。役立たずでちっとも使えない、私のお人形』 事故で亡くした実の娘<アリシア>の代わりとして作り出されたクローン<フェイト> 『作り物の命は所詮作り物……失ったものの代わりにはならないわ』 そのフェイトを娘として愛せないプレシア。 『いい事を教えてあげるわフェイト。アナタを作り出してからずぅっとね……私はアナタが、大嫌いだったのよッ!!』 「―――ッ!」 そして、決定的な一言が、フェイトを支える最後の柱をへし折った。 「フェイトちゃん!」 エイミィの叫びは悲鳴に近い。今、目の前の少女は心を深く刺されたのだ。 全てを失い、フェイトは気絶する。 倒れ込む彼女の体を、その場の誰よりも早く支える腕があった。 「……」 「なのは……」 高町なのはだった。 目の前で繰り広げれる悲壮な光景を、一番嘆き悲しむ筈の少女は、今の今まで無言を貫き、ただプレシアの映るモニターを見据えていた。 しかし、一見無表情に見えるなのはの内に燃え盛る業火を、誰よりも付き合いの長いユーノだけが正確に感じ取っていた。 ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨ ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨ 「―――吐き気を催す、『邪悪』とは」 「な、なのはさん……?」 これまでの行動から、逆上しかねないなのはを落ち着かせようとするリンディだったが、歴戦の彼女すらも今のなのはの静かな迫力には圧された。 力なく横たわるフェイトを抱き締めたまま、なのははモニター越しにプレシアを睨み据える。 「何も知らない無知なる者を利用する事なの……。自分の利益だけのために利用する事なの…………」 「なのは……お、落ち着いて!! 魔力が溢れ出してる、危険だ!」 彼女を中心に湧き上がる見えない圧力に誰もが押し黙る中、言葉は静かに紡がれていたが、なのはの変化は確実に現れていた。 フェイトとの戦いで疲弊した筈の体から、マグマのように吹き上がる攻撃的な魔力の奔流。 なのはの内なる怒りを現すように、その魔力は放出されるだけで艦内の電子機器に異常な反応を起こさせる。 「母親がなにも知らぬ『娘』を!! てめーだけの都合でッ! ゆるさないッ! あんたは今、再びッ! フェイトちゃんの心を『裏切った』ッ!!!」 なのはの中で、これまで感じた事の無い『怒り』が爆発した。 「なのは……」 『怒り』を言葉にした少女を誰もが見つめる中、それは誰が呟いたものか。 ただ、その場の誰もが高町なのはに圧倒されていた。誰もが時空の秩序を守る組織に属する『正義の執行者』を誇りながら、彼女のあまりにも純粋で強烈な『間違った事への怒り』に呑まれていたのだ。 なのはの怒りには『正義の心』へ向かう意志があった。全員が、それを理解出来た。 『……『何』を、そんなに怒っているのかしら? 理解できないわ』 念話越しにすら感じるなのはの怒りの魔力は、プレシアの意識すら引き付けた。ただ、彼女にはなのはの怒りの意味を理解出来なかったが。 「フェイトちゃんが目を醒ましたのなら―――母親なんて最初からいなかったと伝えておくよ……」 『……フェイトですって? フェイトがなんだというの? その人形の事はアナタには何の関係もない!』 「貴女にわたしの心は永遠にわからないのッ!!」 最悪を告げる鐘が鳴る。 九つのジュエルシードがその力を解放され、次元を歪ませるようなエネルギーが荒れ狂う。狂った願いは、幾つもの想いを呑み込んでいく。 その渦中で、狂気に支配された魔法使いが一人。 その渦中に、自ら飛び込む魔法使いが一人。 最後の戦いが、今始まろうとしていた―――。 バ―――――z______ン! リリカルなのは 第十一話、完! to be continued……> <次回予告> ジュエルシードが発動し、次元震のアラームが鳴り響く中、なのははクロノ達と共にプレシア・テスタロッサの根城へ突入する事を決意する。 慌しく動き始める事態の中で、全てを失い傷ついたフェイトは、戦いながらも自分を導いてもくれたなのはに縋るのだった。 「クロノ君は『逮捕』と言うけれど、わたしはこれが『命の遣り取り』になると思っているの。そして、プレシア・テスタロッサは必ず倒す! ……フェイトちゃん、あなたはどうするの?」 甘えを許さぬなのはの視線を受けながら、目の前に置かれた残酷な選択に苦悩するフェイト。 「わ、わたし……」 母親に捨てられた今、傷を抱えてただじっとしているのか、それともなのはと共に全ての決着を付けに行くのか。 「ど……どうしよう? 私? ねえ……私、どうすればいい? 行った方がいいと思う?」 全てを失った今、フェイトは『何か』が欲しかった。否定された自分を現実に繋ぎ止める為の何かが。 「怖い?」 「うん……す、すごく怖いよ。 で……でも『命令』してよ……。『いっしょに来い!』って命令してくれるのなら、そうすれば勇気が湧いてくる。母さんの時みたいに、アナタの命令なら何も怖くないんだ……!」 しかし、目の前の厳しい少女は、フェイトに無条件でそれを与えてはくれない。 「だめだよ……こればかりは『命令』できない! フェイトちゃんが決めるんだよ……。自分の『歩く道』は、自分が決めるんだ……」 「わ……わからない。私、もうわからないよォ……だって、だって私は……」 「だけど、忠告はするよ」 人間であるという人としての基盤さえ失ったフェイトに、あまりに過酷な選択肢を与えたなのはは、答えを聞く前に踵を返した。 「『来ないで』フェイトちゃん……。アナタには向いてない」 傷ついたフェイトを置いていく厳しさと、母親と思っていた相手と戦わなければならない場所へ連れて行かない優しさを合わせ持つなのはの言葉が、最後まで彼女の胸に残った……。 一個の石から始まった物語。 多くの出会い、多くの別れ、多くの悲しみ、多くの痛み―――全てがここの結集する! 「バルディッシュ、私達の全ては……まだ、始まってもいない!」 立ち上がれ、少女! 「『なのは』ァアアアア!! 行くよッ! 私も行くッ! 行くんだよォ―――ッ!!」 目醒めろ、戦士! 「私に『来るな』と命令しないで―――ッ! このまま終わるのなんて嫌だ! 本当の『自分』を始める為に、今までの『自分』を終わらせるんだ!!」 次回、魔法少女リリカルなのは 第十二話『宿命が閉じる時なの』 「『友達だ』なら使ってもいいッ!!」 リリカルマジカル燃え尽きるほどヒート! 魔法少女の最終決戦、ここに決着ゥ―――ッ!! 前へ 目次へ 次へ
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ユーノがなのはと一緒に風呂に入ったことがあると聞いてアテムまじギレ アテム「覚悟しろよ、この淫獣野郎!」 ユーノ「な、何で怒ってるのさ!?」 アテム「ドロー!モンスターカード!」 デーモンの召還 ユーノ「うわあああ!」 アテム「ドロー!モンスターカード!」 カースオブドラゴン 淫獣 「ああああ!」 アテム「ドr(以下略 単発総合目次へ 遊戯王系目次へ TOPページへ
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黒い宵闇の中、岩場を歩く白い人影が1人。 栗色の髪をツインテールにし、右手には桃色と金で塗られた、魔導師の杖。 防護服・バリアジャケットを身につけたまま、その女は手頃な石に腰かけた。 「…はぁ、はぁ…はぁ…」 ずっと歩き詰めだったのか、女の息は荒い。 女はそんな息を整えると、1人夜空を仰ぎ見る。 いくつもの星々。そしてその中でも一際目立つ、異様なまでに巨大な彗星。 (どれだけ経ったんだろう…) 女は思う。 この奇妙な世界に飛ばされ、帰る手立てもなく、仲間達ともはぐれた、1人の旅。 いつになったら皆と再会できるのだろう。いつになったら帰れるのだろう。 否。 果たして皆に会った時、自分は彼らと共に歩めるだろうか。果たして帰る機会が生まれた時、自分はそのまま帰れるだろうか。 (…できるはずないか…) 今の自分に、ぬけぬけと仲間達の隣に立つことはできそうにない。 今の自分に、ぬけぬけと皆の待つ世界へ帰ることはできそうにない。 何故なら、 「――何だ、お前?」 「っ!?」 いつ頃からそこにいたのだろうか、女の目の前には、1体の悪魔が現れていた。 ミストデーモン。攻撃力2400の上級モンスター。 「見たところ魔法使いみたいだが、見慣れねぇ顔だな…」 漆黒のデーモンは、爛々と輝く赤い目で、女の顔を覗き込む。 (このモンスター、パッと見ではかなり強そうだけど…) ただでは逃れられないと悟った女は、反射的に相手の力量を計る。 そしてその瞬間、「しまった」、と思った。 しかし、そう後悔した時には、既に遅かった。 「お前、ひょっとするとデュエリストじゃないだ…」 「ねぇ」 女の声が、ミストデーモンの詰問を遮る。 「あん?」 不意に話しかけてきた女に対し、ミストデーモンは不満気な声を上げる。 目の前の女からは、いつの間にか、先ほど空を見ていた時までの物憂げな表情が消えていた。 その代わり、淡々と相手を見定めるような無感情な視線と、冷酷な冷たい微笑みが貼り付いていた。 「貴方、強いの?」 その顔には、「虐」の一文字が赤々と輝いていた。 「何だ急に?」 いきなり訳の分からないことを尋ねられ、ミストデーモンは逆にその意味を問う。 相手の豹変は特に気に留めていないようだ。もとより今会ったばかりの人間の変化など、分かるはずもない。 「言葉通りだよ。私は貴方が強いかどうか、それが知りたいの。ねぇ…貴方は強い? 弱い?」 対する女は、手にした杖を槍のような形に変え、その穂先を悪魔に向ける。 「ヒャハハハハ! 見くびるなよ! 俺は覇王軍でも指折りの悪魔だぜ」 敵対の意志ありと判断したミストデーモンは下品な笑い声を上げると、その太い腕を持ち上げる。 「少なくとも、お前みたいな細っこい女1人へし折るぐらいはわけな…」 「…そう」 閃光が走った。 轟音と共に、ミストデーモンの腕が吹き飛ばされる。 「ギ…ギャアアアアアアッ!」 直後に襲ってきた激痛に、ミストデーモンはその身をよじらせた。 「なんだ、それぐらいか…じゃあ…」 相手の底が見えた瞬間、女の品定めをするかのような目に、嗜虐的な光が宿る。 「好き放題いたぶらせてもらうね」 邪悪な笑みを浮かべ、女は杖から、尚も砲撃魔法の光を放った。 黒い悪魔が原型も分からぬ形までその身を崩され、命の消えた身体が自壊した後、女は杖を元の姿に戻す。 「…ぷっ…くくく…」 そして、不意に口元を歪ませ、そこから抑えた笑い声が漏れたかと思うと、先ほど見上げた夜空に向かい、思いっきりその口を開いた。 「…あはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!」 白いバリアジャケットの女は、狂ったように笑い出す。 加虐心を満たしたのか、その美しい顔から、「虐」の文字がすっと消えた。 「あはははははははははははははははははははは! あははははははははははははははははははははははははははは!」 女の頬を涙が伝ったのは、それが消えた直後だった。 それでも女はそれを拭うこともなく、ひたすらに声を上げ続ける。 「あはははははははははははは! 私…またやっちゃったよ! あはははははははははははははははははははははははははははははは!」 狂喜の声は、いつしか悲しい笑いに変わっていた。 ひとしきり笑い終え、落ち着いた女は、元の石へと座り込んだ。 「………」 しばらくの間、女は無言だったが、再びその目に涙が込み上げてくる。 「…くっ…うう…っ…」 抑えた嗚咽が、無音の闇の中に溶け込んでいった。 こんな自分に、一体何が望めようか。 誰か敵に会う度に、感情が爆発する。 強ければ強いほど、戦いを楽しみたくて仕方なくなる。弱ければ弱いほど、虐殺を楽しみたくて仕方なくなる。 「う…ぁ…あああああああああ…っ…!」 遂に堪えきれず、女は思いっきり泣き出した。 こんな自分が、仲間達と共にいられるものか。こんな自分が、元の世界に帰れるものか。 (こんな私が…) 高町なのはを名乗れるものか。 やがて女――なのはは、笑い疲れたのか泣き疲れたのか、そのままゆっくりとまどろんでいった。 明くる日も、なのはは1人だった。 暗い空の下を、1人歩いていた。 今のなのはにできることは、せいぜいそれぐらいだった。 と、不意に上空から、巨大な羽音が鳴った。 「!」 降りてきたのは、金の身体を持つ異形の竜・カース・オブ・ドラゴン。 そして、その背中に跨がっていたのは… (覇王…十代君…) 一目で理解できた。豪華な彫金の施された漆黒の鎧に、背中に羽織った見事な赤いマント。 何より、見知った少年の冷たい瞳が、その存在を物語っていた。 「お前か。我が兵士を次々と殺しているのは」 十代の言葉には何の感情もない。伝わるのは、覇王の覇王たる所以――圧倒的な闘気のみ。 なのはの身が震える。 そこらの低俗なモンスターとは明らかに異なる、高潔かつ絶対的な力。 戦いたい。 胸が疼く。 戦って試したい。 なのはの心が叫ぶ。 自分の攻撃にどう応えるのか、それを見てみたい。 その冷徹なまでの自信を、完膚なきまでに叩き壊してやりたい。 (駄目…) 仲間だった十代を嬉々として手にかけるなど、なのはには到底許せることではなかった。 なのは必死に己の内なる激情と戦い、抑え込もうとする。 戦いたい。 (駄目…!) 戦わせろ。 (駄目、駄目、駄目…ッ!) しかし、そんな抵抗など無意味だ。 闘争を求める負の心は本能。闘争を抑える正の心は理性。 どちらが強いかは明らかだ。何より、抑えられるのなら、今まで苦労していない。 「…ねぇ」 あの声が響いた。 冷たく、相手に問いかける、あの声が。 「虐」の一文字が、冷酷な笑顔に貼り付いた。 「貴方…強いの?」 単発総合目次へ 遊戯王系目次へ TOPページへ
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手あかによる汚れ タライなどに多めの水を入れ、台所洗剤や石けんなどの中性洗剤を少し溶かし、その中で汚れている部分を指の腹などで優しくこすって汚れを落とします。汚れが落ちたら流水で洗剤をよく洗い流しましょう。洗剤を洗い流したら埃の出ない布などで水分をよく拭い、関節に水が残らないようよく乾燥させましょう。 洗剤でも落ちないような汚れは、次項に書いた方法を試してみて下さい。 塗料などによる汚れ 下に行くほど、塗装に与えるダメージが大きくなるので、目立たない所で試してからやりましょう。 特に軟質素材の塗装は弱いので注意。 消しゴムでこする(固い消しゴムだとこすった所がつやつやになってしまうようです。製図用などの柔らかい物で軽くこすりましょう。) メラミンスポンジでこする ガンダムマーカー消しペンの液を綿棒に付けて軽くこする エナメル溶剤を綿棒に付けて軽くこする コンパウンドを付けた布でこする 目の細かいヤスリ(2000番くらい)で軽くこする Mr.カラー薄め液を綿棒に付けて軽くこする(最終手段 ダメ元で(;^^)) 塗装されていない部分の汚れであれば、いきなりガンダムマーカー消しペンでも大丈夫です。ただし本当に塗装されていないかどうかよく確認しましょう。 例)長門のカーディガンは塗装されています。 エナメル溶剤で汚れ落としてたら剥げた( A`) 。
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十代「新年まであと少し、そろそろカウントダウンが始まるな」 なのは「今年はいろんな事があったね、十代達やネオスペーシアンと出会えたりして」 エド「……それはいいとしても、何でここでやるんだ」inフィールド魔法「幽獄の時計塔」 レイ「いい会場が取れなかったから、カウントダウンに最適な場所はないか十代様に相談してみたんです」 十代「エドが運良くこっちに来てたから、ふと思い出したんだ、いいだろ?」 エド「十代、まったく君というやつは…」 はやて「まあまあ、それにしてもフィールド魔法って便利やなあ、これなら周囲への被害を抑えながら戦えそうやし」 スバル「ところで、彼らって…」 十代「年明けなんだから、相棒や仲間達とも一緒にと思ったのさ」 ティアナ「そうじゃなくてサイズがおかしいような?」 時計塔と並び立つネオス、肩にはネオスペーシアンたちが乗っている 十代「ああ、デュエル中は縮小されてるけど、これがネオスの本来の姿なんだ」 はやて「こんなにでかかったんやな、まるで光の巨人や」 なのは「……闇の力の使者でもあるから、言動がちょっとね」 レイ「十代様、そろそろカウントダウンが始まりますよ」 時計塔の針がゆっくり時を刻み、12時となった 全員「新年あけましておめでとう」 フェイト「今、時計塔が歪んで見えたような…」 エド「幽獄の時計塔のエフェクトが発動したのさ」 なのは「エフェクト?」 エド「幽獄の時計塔に時が満ちた時、それをコントロールしている者をあらゆる戦闘ダメージから守るのさ」 十代「こういうことさ、相棒」 ハネクリボーがエドに向かって飛んでいくが、見えない障壁に阻まれて接近できない エド「……十代、いいかげんに……」 はやて「便利やなあ、うちでも採用したいぐらいや、でも時計塔はわかるけど何で「幽獄」なんや?」 エド「こういうことさ、フィールド魔法「ダーク・シティ」発動」 時計塔が崩れ、新たなフィールドが形成され始める エド「この時、幽獄の時計塔に幽閉されていた男が解き放たれる、カモン!D-HERO ドレッドガイ!」 十代「わ、悪かったって、エド」 エド「ドレッド・ウォールで墓地のD-HEROを蘇生し、いけ!プレデター・オブ・ドレッドノート!」 十代「何で新年早々こういうオチになるんだ、うわあああ」 単発総合目次へ 遊戯王系目次へ TOPページへ
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12月2日 なのは、リンカーコアの蒐集を続けるヴィータの襲撃を受け、戦闘に。 なのはが初めて体験する、カートリッジシステムを使用して魔力を瞬間的に強化する「ベルカ式」魔法の一撃に なのはは負傷。レイジングハートも破損するが、そこに救出に現れたのはフェイトとユーノだった(A sDVD/第1話) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 戦闘。 フェイトとヴィータの戦いにアルフ、シグナム、ザフィーラが加わる。劣勢な戦いになのはは傷ついた体を押して 結界破壊のスターライトブレイカーを放とうとするも、シャマルの手によってリンカーコアを奪われてしまう。 そしてクロノは映像によって「闇の書」の存在を確認する。(A sDVD/第2話) なのはとフェイト、ギル・グレアム提督と出会う。 フェイトの保護観察官にあたるグレアムは「自分を信頼してくれている人を裏切らないこと」条件に、 フェイトの行動を制限しないことを約束した。(A sDVD/第3話) リンディ、クロノたちアースラのスタッフが、「闇の書」の捜索、魔導師の襲撃事件の担当になる。 アースラは修復中のため、臨時作戦本部をなのは宅の近所に決定。アリサとすずかも引っ越し先を訪れ、 フェイトと初対面。一方、ヴォルケンリッターとの対戦で破損したレイジングハートとバルディッシュは、 自らの強化「ベルカ式カートリッジシステムの搭載」を願い出る。(A sDVD/第3話) ある日の出来事。はやて・守護騎士一同と、なのは・フェイトらが、偶然同じスーパー銭湯へ。 すずかとはやて、アリサとヴィータなど、偶然の出会いはあったものの、なのは・フェイトと ヴォルケンリッターの遭遇はなし。(A sサウンドステージ01/第3.5話) フェイト、聖祥大付属小学校へ編入。なのはと同じクラスに。(A sDVD/第4話) レイジングハートとバルディッシュの修理が完了。 転入1週間後のフェイト。徐々に学校に馴染み、友人たちとの日々を過ごす。(A sTHE COMICS/ReporIV) クロノはユーノに無限書庫での「闇の書」についての調査を頼む。 クロノは自分の師匠であるリーゼ姉妹を訪ね、ユーノの調査への協力を依頼する。(A sDVD/第6話) はやての夢の中で管制人格と出会う。 闇の書の歴史と守護騎士たちの過去を知って悲しむが、目覚めた時にはその記憶を一時的に無くしていた。 (A sサウンドステージ02/第6.5話) 再び現れた仮面の戦士 管理局に捕捉されたシグナム・ヴィータ・ザフィーラ。仮面の戦士は、なのはの攻撃からヴィータを救い、 その数分後に別の場所でシグナムと戦闘を繰り広げていたフェイトの背後からリンカーコアを掴みだした。 (A sDVD/第7話) 捜査司令部がアースラに戻される。 「闇の書」対策の最後の切り札となる反応砲「アルカンシェル」を搭載したアースラ。 フェイトのリンカーコアが奪われたことや、駐屯所の管制システムがハッキングされたこともあり、 司令部はアースラへと復帰。(A sDVD/第8話) ユーノは「闇の書」の本来の名前が「夜天の書」ということと、本来の目的と、その改変の変遷を報告する。 無限書庫での調査を続けるユーノ。引き続き「闇の書」の停止や封印方法について調べを続ける。(A sDVD/第8話) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 12月13日 はやてのお見舞いに行ったなのはとフェイト。「闇の書」の主・はやてとの初めての出会い。 守護騎士たちじゃ見舞いの際を避けることで出会わないようにつとめる。 そして「闇の書」がはやてを侵食する速度が上がってきていることも判明する。(A sDVD/第8話) 12月22日 「闇の書」の収集が残り60ページまで進む。 守護騎士たちは入院を続けるはやての元に戻らず、ひたすらに収集を続けていた。(A sDVD/第9話) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 12月24日 蒐集から戻った守護騎士たちと、はやての見舞いに訪れたなのはとフェイトが病院で鉢合せをする。 シグナムたちからはやてが闇の書の主であることを聞かされ、ユーノのレポートで「闇の書」の過去を知っていた なのは達とフェイトは真実を伝えようとするが、騎士達はそれを聞き入れず、戦いとなる。戦いに最中、乱入した 仮面の戦士によって守護騎士たちのリンカーコアが強奪。それによって完成した「闇の書」と守護騎士達が消滅 させられたことに衝撃を受けたはやてによって封印が解かれ、「闇の書の意志」が目覚めてしまう。(A sDVD/第9話) 事件の背後にはグレアムの姿が。 2人の仮面の戦士はクロノによって、リーゼ姉妹であることが判明。仮面の戦士の動きは「闇の書」の完全なる封印を 狙ったグレアムによるものだった。(A sDVD/第10話) 「闇の書」内部に吸収されるフェイト 激しい攻防を繰り広げる「闇の書の意志」となのは・フェイト。懸命に事態収束にあたるが、フェイトは 「闇の書」内部に吸収される。フェイトは「闇の書」の中で自分の過去と記憶に向き合い、同時にはやても 「闇の書の意志」と対話する。フェイトは過去の記憶に別れを告げ、はやても「闇の書」の防御プログラムを切り離し、 管理者権限を得る。(A sDVD/第11話) 「闇の書」の防衛プログラム「闇の書の闇」を破壊、「闇の書」事件は解決する。 「闇の書の意志」に「祝福の風・リインフォース」の名を贈ったはやて。守護騎士プログラムも復旧し、騎士達は再生する。 そして、暴走を始めた「闇の書の闇」のコアを宇宙空間の軌道上へ転送、アルカンシェルにより、完全消滅させる。 (A sDVD/第12話) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― リインフォースとの別れ。 はやてへの侵食は止まったものの、再び狂った防衛プログラムを生成してしまう、というリインフォースは 自ら消滅することを選び、騎士たちの見守る中、愛する主であるはやての前で「世界で一番幸福な魔導書」 としてその長い生涯を閉じる。(A sDVD/第13話) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 事件その後 グレアムは希望辞職の形となり、故郷へ帰ることに。フェイトは「執務官になりたい」という夢を語り、 なのはも魔法と向き合い、管理局の仕事を継続するつもりであることを語る。ユーノは無限書庫の司書へ。 はやても嘱託魔導師として、守護騎士たちも管理局任務への従事という形で保護観察を受けることに。(A sDVD/第13話) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 1月4日 任務を終え、平和な時間を過ごすなのはとフェイト。はやてはそんな2人にリインフォースへの思いを馳せる。 (A sTHE COMICS/ReportIV) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― なのは・フェイト・はやて、時空管理局に仮配属。 資格取得、試験や研修などで忙しい日々を過ごす。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 4月 4年生になったなのは・フェイト・はやて・アリサ・すずか、5人で一緒のクラスに。 足も徐々に良くなり復学を果たすはやて。そして土曜日、リンディ運営のお花見が開催される。その席でフェイトは、 リンディからの養子縁組の申し出の答を出す。はやてはリインフォースの名を継ぐ自身のデバイス作成プランを考え、 融合型デバイスの作成を決める。(A sサウンドステージ03/第14話) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 5月 なのは、フェイト、はやては時空管理局に正式に入局。 なのはは武装隊の士官候補生、フェイトは執務官候補生としてアースラに勤務。はやては特別捜査官候補生に。 シグナムたちはは武装隊の特別捜査官補佐になっていた。(A sTHE COMICS/TheEpilogue of ACES) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 6月~12月 はやて、特別捜査官として正式採用。 ロストロギア関連の事件解決に才覚を発揮。なのはとフェイトもそれぞれの部署で士官として正式採用され、 キャリアを重ねる。リンディは艦長職を退き、本局勤務へ。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 2年後、新春 はやての手によって、リンカーコアを分け与えるという形でリインフォースIIが誕生。 八神家の末っ子として日々を過ごし始める。同時期、聖王教会の関連任務で招かれた先で、はやては カリム・ヴェロッサの義姉弟と知り合い、古代ベルカ式継承者同士として友人に。以降、互いに気安い仲となる。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 2年後、冬 教導隊入りを目指して日々を過ごしていたなのは、武装隊の演習でヴィータや隊員たちとともに異世界に。 その際、「事故」が発生。なのは、負傷する。(StrikerS THE COMICS/Episode2「A s to StrikerS」Phase2) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 2年後冬-3年後、夏 フェイト、半年に一度の執務官試験に2連続で落第。 (StrikerS THE COMICS/Episode3「A s to StrikerS」Phase3) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 3年後、夏 なのは現場復帰。リハビリ生活を続けながら、再び夢を目指し始める。 秋口には実質上の完全復帰、魔導師ランク「S」を取得。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 3年後、冬 フェイト、執務官試験合格。(SoundStageM TheStrikerS) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 4年後、春 なのは念願だった教導隊入りを果たす。(SoundStageM TheStrikerS) フェイト、魔導師ランクS取得。同時期に携わった事件で、研究施設から1人の少年「エリオ・モンディアル(当時4歳)」 を保護。数か月の仮保護期間を置いた後、正式に保護責任者となる。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 4年後、秋 はやて、上級キャリア試験受験、合格。指揮官としての道を進み始める。 リインフォースII、局員採用試験合格。それを受けて、はやてはそれまで彼女と共用で使用していた魔導書型ストレージ 「蒼天の書」を正式にリイン専用とし、自身用のストレージを作成。その名を、かつて自身の運命を開いた魔導書と 同じである「夜天の書」とし、「夜天の主」の名とともにその使用を開始する。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 6年後=新暦71年、春 なのは・フェイト・はやて、私立聖祥大付属中学校の3年生に。 「ちょっとした同好会的任務」へ向かう。(A sDVD/第13話) その任務で出会ったロストロギア「レリック」が、後の一同の運命を大きく変えることになることを、一同はまだ知らなかった。 (StrikerS THE COMICS/Episode1~2「A s to StrikerS」Phase1~2) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― その後2週間後 休暇を利用して、はやての研修・演習先であるミッドチルダ北部へと遊びに行ったなのは・フェイト。 同日、ミッドチルダで暮らす少女、スバル・ナカジマとギンガ・ナカジマは、父・ゲンヤ・ナカジマが部隊長を務める 部隊に遊びに来る予定だったが、突然の空港火災が発生。スバルとギンガの2人はそれに巻き込まれる。 臨時協力の魔導師として、現場の救助に向かったなのはとフェイト。スバルはそこでなのはに救出され、 以降、自らの道を進み始める。(StrikerS/第1話) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新暦71年 はやての「自分の部隊を持ちたい」という夢が、カリムの協力によって早い時期での実現の可能性を帯びてくる。 管理局地上本部が持て余すロストロギア「レリック」の保守管理・対策部隊としての構想で部隊の準備が進み始め、 はやてに協力するフェイトは部隊の人材探しに取りかかる。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新暦72年2月 フェイト、ある事情から竜召喚師の少女キャロと出会い、行き場のなかった彼女を保護。 保護責任者としてキャロの立場を確保する。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新暦72年5月 フェイトの希望指名によって、本局勤務の通信士兼デバイスマイスター、シャリオ・ルフィーニが 執務官補佐となり、フェイトと行動を共にしはじめる。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新暦72年6月~ スバル・ナカジマ12歳。ミッドチルダの管理局陸士訓練校に入行。当時13歳のティアナ・ランスターと出会い、 「自作デバイス持ち同士」ということから、ルームメイト兼コンビに。 以降、魔導師としての道を進み始める。未熟なスバルに最初は苛立ってばかりのティアナだったが、 スバルが秘めた思いやその前向きさに少しづつ共感を覚えてゆく。なお、ティアナはこの時期スバルの紹介で ギンガに出会っている。(StrikerS THE COMICS/Episode4~5「Starting Stars」Phase1~2) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新暦73年5月 スバル・ティアナ、訓練校卒業。陸士386部隊・災害担当突入隊へと配属される。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新暦75年3月 機動六課、4月からの正式稼働を前に準備が進んでゆく。隊舎セッティング開始。 エリオ・モンディアル、管理局員としての研修課程を修了。管理局員となり、機動6課への配属が決定。 キャロ・ル・ルシエ、辺境自然保護隊から機動六課への配属が決定。アルトやヴァイスら、 一同が機動六課へと集結してゆく。(StrikerS THE COMICS/Episode7「Started Riot 6」) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新暦75年4月 スバル・ティアナ、魔導師ランク試験「陸戦Bランク」を受験。 そして、なのはとスバルは再開する…。(StrikerS/第1話)
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世界は数多のifによって構成されている。 人が様々な世界を望み、分岐していくことで無限に増え続ける。 そこで行われる出来事は全てが現実であり、そして事実として残っていくことになるのだ。 世界を作り上げるのは自分たち自身であることを人は知る必要がある。 第1話魔王誕生 ジェイル・スカリエッティ事件…管理局全体を揺るがした事件は、機動六課を中心として無事解決を図ることとなった。 多くの犠牲を残し。 機動六課での中心的な攻撃人物であった高町なのはの娘として可愛がられたヴィヴィオは、その小さな命を散らした。 高町なのはは、責任を感じ、管理局から身を引くこととなった。 一方、他のもの、機動六課の責任者であった八神はやては六課の功績から管理局本局の上層部にへと出世していくことになる。 フェイト・T・ハラオウンもまた、なのはがいなくなった部分を埋めるため、軍事部門で力を出すこととなっていた。 『ついては…このような事件が二度と起きないため、管理局は今まで以上に強力な力を持つことが必要なのです』 新聞に大々的にな見出しにのっているはやての姿を見つめる高町なのは。 …今ではほとんど会うことが出来ない人物を見つめながら、なのはは息をつく。 「どうしたの?なのはちゃん?」 それは月村すずかとアリサ・バニングス。 高町なのはが魔法世界から身を引くこととなった今では、彼女達との関係が深くなっていた。 「ううん。なんでもない」 なのははそういって新聞を荷物にしまう。 「なのはも新聞を読むなんてすっかり社会人だね」 「そういうアリサちゃんだって、すっかり大人の女性って感じだよね」 「そうかな?」 なのはたちは、休日を利用して町に遊びに出ていた。 折角の休みを満喫し、嫌なことを忘れたいという思いがなのはにはあった。 「カラオケでもいこっか?」 「いいね~いこういこう!」 なのはは、彼女達と一緒にいるときは、あの辛い日々を忘れることが出来た。 フェイトや、はやてたちと会うとイヤでもヴィヴィオのことを思い出してしまうから。 このまま忘れてしまっていいものなのか…そういった思いがなのはの心のそこにはあった。 なのはに引っかかっている部分。 それはヴィヴィオが直接死んだところ見ていないということ。 ヴィヴィオは管理局上層部に回収され、監禁されているという噂を事件当初に耳にしていたのだ。 はやてに聞いたが、それはないという。でも……。 「どうしたの?なのは?置いてくぞ」 「ごめん…」 やっぱりそんなことはないのかな…私は、ヴィヴィオのことを受け入れられないだけなのかな。 なのははそんな二つの思いの狭間に苛まれていた。 なのはは、カラオケにいっても気が晴れず、部屋を出て非常階段で息をついていた。 青空を見つめるなのは…。 「なのはー!!」 そのどこか聞きなれた声に、なのはは振り返る。 そこにいたのはフェレット型のユーノの姿だった。 「ユーノ君!?」 「探したよ!匿ってほしいんだ」 「なにかあったの?」 「ひとまず、話は後で…」 ユーノはなのはをつれて、カラオケの空いている部屋の一室に隠れる。 「誰に追われているの?管理局の連中だよ。僕はまずいものを見つけてしまったらしい」 ユーノはそういうと、人型に変身する。 「なのはにこの場所にいってもらいたいんだ」 それは地図だった。 それは、神社がある場所…まだ私が小さいきに、ジュエルシードを含んだ怪物と戦った場所でもあった。 「頼んだよなのは…」 そういうとユーノは部屋を飛び出していく。 「ユーノ君……」 なのはは彼を追うことが出来なかった。 なのはは、アリサとすずかに事情を説明して、神社に1人でむかうこととなった。 どこか不安を感じながら、神社に向かうとそこには1人の緑の髪の女子がいた。 自分と同じくらいの女子は、なのはをみつめる。 「あ、あなたがユーノ君がいっていた…」 「なるほどな。お前が適正者というわけか…あの男、なかなか見る目があるようだな」 「あなたは?」 なのはの事を見ていろいろと言い出す女子に問いかけるなのは。 緑色の髪の女子は見据えたまま 「私は、C.C.という…」 「え?シー…ツー?」 その人間とは思えない名前に違和感を感じるなのは。 「いたぞ!!」 その声の主はすぐに現れた。 管理局の職員…というよりも実戦兵たちである。 なのはには何がなんだか分からない。 「既に覚醒済みか…目標物および、それを見たものは誰であろうと殺せというはやて総督の命令だ」 管理局の職員たちは、魔法を唱え始める。 「ちょっと待って!一体なんのことをいて、それにはやてちゃんってどういうこと!?」 なのははそういうが、彼らは無視をする。そして…1人が放った攻撃がなのはを狙った。 「やめろ!!」 飛び出したC.C.がなのはをかばう。 命中したC.C.はそのまま、力なく倒れる。 おびただしい血がながれ、彼女は簡単にやられてしまった。 「酷い…どうして、こんな」 「ちっ。かまわん!!あのフェレットのように、こいつも…」 「ユーノ君!?」 まさかユーノ君まで…どうして、なんで? わけがわからないなのはだが、そんなことは、向こうには関係がないのか、すぐに次の攻撃の準備がされる。 こんなところで死んじゃうの?まだ私は…何も知らないまま? そんな…フェイトちゃん…はやてちゃん……ヴィヴィオ。 「力を望むか?」 それは、さっきの緑色の髪の女子の声だった。 「果てしない、世界を変える力を」 彼女は問いかける。 「運命を変え、真実をしる王の力を…」 なのはは彼女を見つめる。 「知りたい…真実を、そして、運命を変えたい」 「王の力はお前を孤独にする…それでも私との契約を果たしすか?」 「結ぶよ…その契約」 「…ねぇ。真実を変えるには、世界を変えるには、まずは破壊しないといけないんだよね。今までのことを…、私自身も…」 その言葉の意味がわからない職員達は首をかしげる。 「すぐにお前は壊れる。これで最後だ!」 魔法を唱える職員達を見つめるなのは。 「……高町なのはが命じる。お前達は……壊れろ」 すると職員達の身体が突如、膨張して破裂する。 それは神社に、真っ赤な血で染めることとなった。 「私は立ち向かう。そして偽りのすべてを……壊す」 なのはは口元を微笑ませた。